東京バーベキュー

バーベキュー情報ではありません。東京をバーベキューするブログです。
 
07
 
confusion of The Taisyaku Road 01

このブログによると、帝釈道とは以下の二筋を呼ぶらしい。
  1. 小梅、曳舟、四ツ木、立石、曲金(高砂)から柴又への道
    千往、 新宿を通って柴又へ至る道

すると、この帝釈道は後者のものだろう。でも、ここが帝釈道なのだろうか?

?と付けたのは理由があって、それは隣に並んでるお地蔵様群。

confusion of The Taisyaku Road 02

このお地蔵様たちは、ここではなく別の場所に並んでいた。中川橋を渡ってきて、道が鍵状に右折して、そこだけは江戸の城下町・門前町さながらの道割りになっていて、そういう場所にあったのだ。

それが、道路整備でこんなことになってしまった。そういうことを知っているから、この帝釈道の石碑もここのことを指しているのか訝しく思ってしまうというわけ。

その道路整備の案内看板。

confusion of The Taisyaku Road 03

ここには、今はなき水路を「東用水」と記している。行政の設置した看板なのだから、法定名称は東用水なのだろう。一方で、この用水路は、上下之割用水なのである。

こちらのサイトからの引用。

上下之割(かみしものわり)用水は東葛西領50余町村の灌漑用水として整備され、上之割とは現在の水元・金町・新宿・高砂・奥戸など葛西区域、下之割とはそれより南の江戸川区域の地域をさします。
(葛飾区教育委員会発行「かつしかの道」より)

そして上下之割用水は、この先で、東用水・中用水・西用水に分かれることになっている。

うーむ。

葛飾区域でもっとも多かった地水増水型の水害をよく表す俚諺に「カエルが小便しても水が出る」というのがある。堤防が決壊してあたり一面を海のようにしてしまう洪水も恐ろしいが毎年のように水が上がり、便所や下水を浸水させる出水もまことにうっとしく、ときには大洪水に匹敵するような被害をもたらすこともある。
(葛飾区郷土と天文の博物館発行「洪水の記憶」より)

なるほど、そうかと思う。昔、軒先に舟をつり下げていた農家の写真を見たことがある。葛飾の農家なのであって、だから、なるほど、と思うんである。

そういう、毎年のように水が上がる土地につくる道路というのは、微妙な土地の高低差を忠実に繁栄した道とならざるを得ないと考えるのが真っ当だろう。逆に、そうした高低差を無視して造成を行ってつくられた道というのは、例えば、日光街道の千住宿あたりのような道は、極めて政治的な意味合いが強い。そして、この原則は、河川がカミソリ堤防になって、スーパー下水道がつくられる現代でも同じではないのか。

今回は用水路跡を往くということでまちあるきしているのだけれど、帝釈道というのも、ありかなあと思う。思うけど、混乱してるし、パズルを解くように古い資料に当たらなきゃならなそうだ。それは面倒くさいし、古い資料に当たるということ、それ自体が町並みの混乱ではないかしらん、と、少しだけケチをつけてみる。

今回は用水路跡を往くということでまちあるきしているのだけれど、帝釈道というのもありかなあと思う。思うけど、混乱してるし、パズルを解くように古い資料に当たらなきゃならなそうだ。それは面倒くさい。だまされないぞという気になってしまう自分は、意地が悪いのだろいうか。とにかく、この場所に立つと、何がどっちで、どっちが何なのか、さっぱりわからん。

こんふゅ〜じょ〜ん うぃりぃ まぁ えぴたぁ〜...

その状況自体が町並みの混乱ではないかしらん、と、少しだけケチをつけてみる。
    11:54 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
recent photo
www.flickr.com
This is a Flickr badge showing public photos and videos from tko_bbq. Make your own badge here.
最近、行ったところ
コメント
トラックバック
場所(整理中)

竪川水門 廿世紀浴場 森下 南橋大橋(ちんちん山) 平澤かまぼこ店 王子の森集合住宅 伝法院通り 千束 東武鉄道隅田川橋梁(花川戸橋梁) 名主の滝公園 三河島 東陽 浅草 尾久 音無もみじ緑地 荒川車庫 タカラトミー カフェこぐま カド 木場 吉原 醸造試験所跡地公園 福富川公園 深川不動堂 平久川 西ヶ原一里塚 両国回向院 砂町銀座 芭蕉庵 三河島朝鮮マーケット 水元公園 両国駅 洲崎緑道公園 さくら新道 扇屋 三河島仲町商店街 今戸 白山堀公園 両国橋 東立石緑地公園 平久橋 東墨田 向島 旧米軍王子野戦病院 浅草橋 日本橋浜町 王子 吉原神社 三ノ輪 新大橋 国技館 鷲神社 鳥房 熊野商店街 キラキラ橘商店街 今戸橋 上下之割用水 金町 浜町公園 ルーサイト・ギャラリー 音無川親水公園 京島 千住回向院 白髭橋 昭和館 橋場 八広 三平坂 首切地蔵延命寺(小塚原刑場跡) 金田 八幡堀水路跡 鳩の街通り商店街 日本堤大林 日本堤 豫園飯店 萬年橋・新小名木川水門 押上 浅草寺・浅草神社・二天門 荒とよ 立石様 富岡八幡宮 奥戸街道 隅田川 鶴見(神奈川県横浜市) 立石熊野神社 宮田ボクシングジム 旧安田庭園 いろは会 千本桜(神奈川県大和市) 倉井ストアー あっぷるロード 玉姫公園 梶原商店街 待乳山聖天 中川 一葉記念館 吉原弁財天・吉原観音像 ハト屋(コッペパン) コツ通り 門前仲町 稲荷公園 清澄庭園 サトリ珈琲店 東立石 竜泉 都電もなか明美 俎橋 證願寺 平賀源内墓 王子神社 町屋 荒川自然公園(三河島水再生センター) 浄閑寺(投げ込み寺) 亀久橋 二毛作 山谷 金町関所 呑んべ横丁 浅草松屋 立石 ミツワ 清澄長屋 船方神社 東立石水神社 辰巳新道 東京都慰霊堂 土手通り 伊勢屋・中江 深川神明宮 立石(旧赤線) 立石仲見世 九段会館(旧軍人会館) 三ノ輪橋 あらかわ遊園 都電 博多 千束稲荷神社 飛鳥山公園 王子装束稲荷 平井 柳橋 隅田川駅 サンスクエア 南砂 のらくろーど 音無さくら緑地 両国 神田神保町 東金町 九段下ビル 尾久の原公園 

検索
歩くひと

tko_bbq
東京を歩く。
by tko_bbq(あ)yahoo.co.jp

TKO-BBQ vol.01 王子かいわい春うらら(2007.4.28) 王子駅を中心に町を時計周りに一周してみた記念すべき第1回作品。続編「踏切の上は空」(2007.5.27)も合わせて収録。
TKO-BBQ vol.02 町屋発、都電で夕日を追いかける(2007.6.3) 荒川区に荒川なし、そんな町を都電で西へ進む。隅田川沿いの工場跡地やかつての工員の為の場所の変遷を追いかける。
TKO-BBQ vol.03 千住〜今戸、東京の源流街道(2007.8.5) 小塚原から竜泉・吉原・山谷・今戸を経て浅草橋の昭和の町まで歩いた。燃えるような夏の日の生と死の街道。
TKO-BBQ vol.04 向島〜京島、江戸の郊外散歩(2007.9.25) 隅田川の対岸は江戸の郊外であり東京の新市街地でもある。町に置かれたアートを目印に両国を出発点に向島を経て京島まで歩いた。
TKO-BBQ vol.05 八広〜平井、荒川の人工風景(2007.9.26) ふと思い立ち八広から東墨田を抜けて平井まで歩いた。荒川という人工河川の土手から見る町の風景探訪。
TKO-BBQ vol.06 深川・門前仲町、粋と橋の町(2007.11.5) 日本橋浜町から隅田川を渡り深川・門前仲町、小名木川沿いにそのまま東へ砂町まで。
TKO-BBQ vol.07 立石をモツ焼の風が吹きぬける(2008.4.12〜8.6) 京成沿線で最もディープな町といわれる葛飾区立石を半年かけて地元の方と徹底的に歩いた。
TKO-BBQ vol.08 三河島〜山谷、境界漂流紀行(2008.12〜2009.2) 三河島から三ノ輪を抜け山谷で一泊、その後浅草まで。旧東京市の境界づたいに気の向くまま漂流。
TKO-BBQ vol.09 サクラバクハツ、桜吹雪の千本桜(2009.4.7) 一年に一度現われる桜の帯を見たくて東京を抜け出し桜のトンネルの中を歩いた。TKO-BBQ Excursion編。
TKO-BBQ vol.10 STATION TO STATION、鶴見(2009.5.26) 海沿いの工業、ローカル線、沖縄。リスペクトを込めて「臨海地帯の町」と呼びたい。そんな鶴見を鉄道に乗って一周した。TKO-BBQ Excursion 第2弾。
TKO-BBQ vol.11 水路跡を往く、柴又でもコチ亀でもない葛飾(2009.8.14〜) 東京の最北東部、埼玉との境界からかつて存在した水路をトレースし葛飾の原風景を求めて歩く。
21st Century Schizoid Web-tourism
まちあるきに関するざまざまな雑文とか。