東京バーベキュー ~歩くひと、佇むひと~
勝どき3・4丁目と5・6丁目の間にあるのが、浜前水門。こういう風景って、近くに住んでて見慣れてる人にはどうってことない風景なのだろうけど、おいらのようなモノにとってはとても印象的。ああ、水の町だなあ。水門上部にあるはずの操作室がどっかに行っちゃってるせいで、なんとなく軽やか。
隅田川から浜前水門を抜け、新月島川のすぐ先に見えて来るのが勝ちどきマリーナ。
本日貸切り中なのは、首都高を下から眺めるクルーズの集合場所になってるから。今日はこれに乗っかってみようというわけ。で、勝ちどきマリーナのはカフェになってて、えっと、これは夜の部の写真の方がわかりやすいか。
こんな感じ。手前半分はマリーナの受付とショップ、奥がKachiCafeという名のカフェになってた。マリーナ付属のカフェだけあって、それっぽい風景が広がってる。
何だかこれはいいな、まちあるきの途中で寄ってみようかしらんと手書きのメニューを眺めてみたり。
うーむ、1パインってことはロング缶を一回り多くしたくらいか...。でも、暑い夏の盛り、ゆっくりしてみるのも悪くない。何といっても、ここは水のすぐそばだしね。
素人考えで船で遊ぶってのはもっぱら海なんだと決めてかかってたんだけど...。隅田川に荒川、この辺はありにしても、神田川、日本橋川はもちろん、小名木川はじめとする数々の水路まで当然のように記載されてるのが意外だった。考えてみれば当たり前なんだけど、基本、水路や河川ってのは天下の往来なんだと、誰それの許可をもらうようなものでなく、本来の公共空間なんだな。通行を妨げるものは、そういうお上のさじ加減なんかじゃなくって、潮の干満という自然的物理的現象なんだどいうのはなんか感激。そういえば、クルーズに出る前の注意の中で、ヤマハの担当の方が「実は潮の加減で橋の下をくぐれなくなっちゃうかもしれないんで、超あせってます」みたいなこと言ってて、ああ、本当に水が近いんだなあ、こういう感覚はおいらの頭の中にはなかったなあ、と今さら振り返ってみるテスツ。
クルーズの準備に大忙しのヤマハの皆さん。その前で陣頭指揮してるのかと思いきや、ただただケータイを眺めてるのが、本日のアドバイザー(?)である大山顕さん。まあ、考えてみれば、大山さん自身がモーターボートの操作をする訳でもなし、こうやってるしかないか...。
そうこうするうちに、全3艇のボートに分乗したおいらたちは、浜前水門をくぐり、隅田川に出て行くのであった。
これは別グループの出航風景。うちらのボートは屋根がなくて、360度展望全開、なんか得した気分。
当日の感想はコチラ。
《おまけ》
クルースを終え、パーティの時間まですこしだけ町をぶらぶらしたときの浜前水門。ああ、水が近けーなぁぁ、ってのがうらやましかった。