東京バーベキュー ~歩くひと、佇むひと~

 
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Osekiwaku 03

正面道路の先が常磐線との立体交差、そのままずっと進むと水元公園になる。この写真からは想像できないかもしれないけど、(いや、仔細に観察すればわかるのだけど)正面の道路も、手前の道路も、右に折れていく道路もみんな用水路だったのだ。そしてこの変形三叉路にはポンプ施設と簡単な水門が設置されていた。

Osekiwaku 01

よく整備された二車線の車道、自転車走行用の専用レーンまで設けられ、たっぷりと幅員が確保された歩道、両者は街路樹で隔てられてる。これだけ余裕あるつくりの道路は都内でも珍しいのではないか。

これはみな、かつての用水路というインフラを潰すことで生み出されたのだ。現在の車道分がまるまる用水路に該当している。逆にいうと、当時は、現在の歩道の幅員の中を自動車と自転車と歩行者が行き来していたということでもある。

Osekiwaku 02

近隣交通の要所でもある、この変形交差点。信号の下の「大堰枠」の名称だけがかつての名残を留めている。

最初の写真を見ながら、どの道路もすべて、満々と水をたたえている、そんな風景を想像してみるとよい。そこから、葛飾の「地」が見えてくる。

(追記)
ところで、この用水路、正式名称はなんと言うのだろう。なぎら健壱は著書の中で、名前もわからずただ用水路と呼んでいたと書いている。ネットで調べると、「上下之割用水」といういかにも本格的な名称が出てくるので、なんとなくここでもそう呼んでるのだけど、これは正確にはどの範囲の用水路を言うのだろう。大堰枠から東側に分岐するその先を「小岩用水」と呼んでいた記憶はある。西に分岐する用水路は、ずっと先、高砂の辺りでさらに3つに分岐する。その3本は、東から順に、「東用水、中用水、西用水」となっていて、これは間違いなさそう。そうすると、小合溜から高砂の辺りまでが「上下之割用水」なのかと思うが、以降のエントリで紹介するように、この一帯の工事看板にははっきりと「東用水」と書かれている。まとめると、

小合溜
 ↓
上下之割用水
 ↓
大堰枠→小岩用水
 ↓
東用水
 ↓
高砂のすこし先→東用水
 ↓   ↓
西用水 中用水

でいいのか?。それとも「上下之割用水」はこれらの総称なのだろうか?
わからん...
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Kanamachi and waterway 06

末広小学校の前の通り、庶民的な感じのする商店街。写真奥に見える工事中のビルは、現在再開発中の三菱製紙跡地。正確には三菱製紙中川工場に隣接した地区になる。

Kanamachi and waterway 02

その工事中のマンション。以前はボーリング場が建っていた。そのもっと前は三菱倶楽部という社員用の保養施設でテニスコートとして使われていた。中川と用水路の間が工場、用水路の向かいは木造平屋の社宅、その隅っこが保養施設といわけで、それなりに利に適った配置計画だ。たしか、社員用の銭湯もあったはずだ。いまは、工事中の仮囲いがつくる微妙に湾曲した曲線だけがかつての面影をとどめている。ここから、小さな狭いガードをくぐったすぐ先が、冒頭の商店街ということになる。

Kanamachi and waterway 03

ガードの構造物、右上に「1968-7」というプレートが埋め込まれている。プレートは重厚で、蒸気機関車のそれを思わせる。

それで冒頭の商店街だけど、この通りにもかつては水路が流れていた。幅2m超、コンクリートの三面張りで、側壁が崩れないように水路の上部にはコンクリート製のつっかえ棒が数m間隔で並んでいる。写真右手の商店や住宅は、用水路の上を通ってアプローチしたのだ。そういう写真をどこかで見たことがある。

その水路は、今日歩いてきた小合溜から流れる上下之割用水から分岐した水路ということになる。さっき写真を撮ったコンビニの所が分岐地点で、そこから用水路は三菱の保養施設の裏を流れ、この商店街を突っ切っていくということになる。

で、この用水路がなかなか面白くて、用水路の両側で町並みが全然異なるのだ。線路の両側で風景が全く異なるのは想像できるけど、用水路も線路と同じくらい風景をつくる境界になるのだ。

Kanamachi and waterway 05

こちらは写真右手の町並み。道路が曲がりくねっている。直角な感じはない。例によって、背景に金町駅前のタワーマンションが見える(ので、こちらが金町駅方面になる)。

Kanamachi and waterway 07

こっちがその反対側。小合溜から流れる上下之割用水と商店街の用水路、南北に流れる2つの用水路に挟まれた一角になる。こちらは、どっちに進んでも道路がまっすぐで街区も整形になってる。商店街を境に両側の町並みがほんと対照的なのだ。

そしてこの道路は、二つの用水路を東西につないでいるのだけど、ここもかつては水路だった。小学校前の歩道の辺りは完全に用水路だったはずだ。整形な用水路は至る所にあったはずだ。整形な街区、東西南北に直行する用水路、ということで、ここは区画整理・耕地整理された結果かもしれないし、あるいはもっと時代をさかのぼって、江戸期の新田開発の名残りなのかもしれない。いずれにせよ、整形な土地が水路と密接に(ということは水田として)つくられたことは次の写真からも確かだと思う。

Kanamachi and waterway 04

これは、ハザード情報を電信柱に示したもの。葛飾には至る所ん、これがかかげられてる。以前、立石を歩いたときにも同じ者を見つけた。で、この浸水の恐れがある深さがどう変化していくか、逐一見ながら町を歩いてみた。葛飾は坂がなく、真っ平らなように思えるけど、そうではなかった。金町駅のほうではこの数字は1.5m程度なのだけど、それがさっきの用水路のあった商店街を境に急に2mとかを超すようになる。道路が曲がりくねった町並みと、道路が整形の町並みでははっきりと地盤面の高さが異なるのだ。そうして、風景がはっきりと異なってくる。

やっぱり、用水路というのは葛飾を歩くときの最重要ポイントだと確信した。

ちなみに、写真の小学校は、下町小僧こと、なぎら健壱が通っていた小学校である。
    02:16 | Top
 
02
 
skyline at Kanamachi

すずらん通りを抜けると見えてくる風景。

このビルは、新葛飾橋の竣工に合わせて出来たんじゃなかったっけかな。左に折れていく旧道のバイパスとして新葛飾橋が出来た。新旧二つの幹線道路が分岐するYの字部分の土地の有効利用として高層ビルが建った。

高層ビルといってもたかだた10階程度なので、今の感覚ではどうということはないのだけど、竣工当時はとても新鮮だったに違いない。そのスカイラインは町中から見ることが出来たに違いない。ビルの外観もゴツくなくて、何ともいえない繊細さがあってよろしい。ビルの前はガソリンスタンドだったはずだけど、今もそうなのかな。

今、見ていて発見した。屋上のビルボードがかっこいいのだ。

ガソリンスタンドの軽やかな感じ、ビルの外装内装に多様されている白と水色の小口タイル、ビルボード、当時にしては繊細な構造。明るい未来。

うーむ。かっちょええ。
Tag : 金町 
    12:22 | Top
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