東京バーベキュー ~歩くひと、佇むひと~

 
--
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --:-- | Top
 
31
 
Osekiwaku 03

正面道路の先が常磐線との立体交差、そのままずっと進むと水元公園になる。この写真からは想像できないかもしれないけど、(いや、仔細に観察すればわかるのだけど)正面の道路も、手前の道路も、右に折れていく道路もみんな用水路だったのだ。そしてこの変形三叉路にはポンプ施設と簡単な水門が設置されていた。

Osekiwaku 01

よく整備された二車線の車道、自転車走行用の専用レーンまで設けられ、たっぷりと幅員が確保された歩道、両者は街路樹で隔てられてる。これだけ余裕あるつくりの道路は都内でも珍しいのではないか。

これはみな、かつての用水路というインフラを潰すことで生み出されたのだ。現在の車道分がまるまる用水路に該当している。逆にいうと、当時は、現在の歩道の幅員の中を自動車と自転車と歩行者が行き来していたということでもある。

Osekiwaku 02

近隣交通の要所でもある、この変形交差点。信号の下の「大堰枠」の名称だけがかつての名残を留めている。

最初の写真を見ながら、どの道路もすべて、満々と水をたたえている、そんな風景を想像してみるとよい。そこから、葛飾の「地」が見えてくる。

(追記)
ところで、この用水路、正式名称はなんと言うのだろう。なぎら健壱は著書の中で、名前もわからずただ用水路と呼んでいたと書いている。ネットで調べると、「上下之割用水」といういかにも本格的な名称が出てくるので、なんとなくここでもそう呼んでるのだけど、これは正確にはどの範囲の用水路を言うのだろう。大堰枠から東側に分岐するその先を「小岩用水」と呼んでいた記憶はある。西に分岐する用水路は、ずっと先、高砂の辺りでさらに3つに分岐する。その3本は、東から順に、「東用水、中用水、西用水」となっていて、これは間違いなさそう。そうすると、小合溜から高砂の辺りまでが「上下之割用水」なのかと思うが、以降のエントリで紹介するように、この一帯の工事看板にははっきりと「東用水」と書かれている。まとめると、

小合溜
 ↓
上下之割用水
 ↓
大堰枠→小岩用水
 ↓
東用水
 ↓
高砂のすこし先→東用水
 ↓   ↓
西用水 中用水

でいいのか?。それとも「上下之割用水」はこれらの総称なのだろうか?
わからん...
スポンサーサイト
    02:47 | Top
 
29
 
Kanamachi and waterway 06

末広小学校の前の通り、庶民的な感じのする商店街。写真奥に見える工事中のビルは、現在再開発中の三菱製紙跡地。正確には三菱製紙中川工場に隣接した地区になる。

Kanamachi and waterway 02

その工事中のマンション。以前はボーリング場が建っていた。そのもっと前は三菱倶楽部という社員用の保養施設でテニスコートとして使われていた。中川と用水路の間が工場、用水路の向かいは木造平屋の社宅、その隅っこが保養施設といわけで、それなりに利に適った配置計画だ。たしか、社員用の銭湯もあったはずだ。いまは、工事中の仮囲いがつくる微妙に湾曲した曲線だけがかつての面影をとどめている。ここから、小さな狭いガードをくぐったすぐ先が、冒頭の商店街ということになる。

Kanamachi and waterway 03

ガードの構造物、右上に「1968-7」というプレートが埋め込まれている。プレートは重厚で、蒸気機関車のそれを思わせる。

それで冒頭の商店街だけど、この通りにもかつては水路が流れていた。幅2m超、コンクリートの三面張りで、側壁が崩れないように水路の上部にはコンクリート製のつっかえ棒が数m間隔で並んでいる。写真右手の商店や住宅は、用水路の上を通ってアプローチしたのだ。そういう写真をどこかで見たことがある。

その水路は、今日歩いてきた小合溜から流れる上下之割用水から分岐した水路ということになる。さっき写真を撮ったコンビニの所が分岐地点で、そこから用水路は三菱の保養施設の裏を流れ、この商店街を突っ切っていくということになる。

で、この用水路がなかなか面白くて、用水路の両側で町並みが全然異なるのだ。線路の両側で風景が全く異なるのは想像できるけど、用水路も線路と同じくらい風景をつくる境界になるのだ。

Kanamachi and waterway 05

こちらは写真右手の町並み。道路が曲がりくねっている。直角な感じはない。例によって、背景に金町駅前のタワーマンションが見える(ので、こちらが金町駅方面になる)。

Kanamachi and waterway 07

こっちがその反対側。小合溜から流れる上下之割用水と商店街の用水路、南北に流れる2つの用水路に挟まれた一角になる。こちらは、どっちに進んでも道路がまっすぐで街区も整形になってる。商店街を境に両側の町並みがほんと対照的なのだ。

そしてこの道路は、二つの用水路を東西につないでいるのだけど、ここもかつては水路だった。小学校前の歩道の辺りは完全に用水路だったはずだ。整形な用水路は至る所にあったはずだ。整形な街区、東西南北に直行する用水路、ということで、ここは区画整理・耕地整理された結果かもしれないし、あるいはもっと時代をさかのぼって、江戸期の新田開発の名残りなのかもしれない。いずれにせよ、整形な土地が水路と密接に(ということは水田として)つくられたことは次の写真からも確かだと思う。

Kanamachi and waterway 04

これは、ハザード情報を電信柱に示したもの。葛飾には至る所ん、これがかかげられてる。以前、立石を歩いたときにも同じ者を見つけた。で、この浸水の恐れがある深さがどう変化していくか、逐一見ながら町を歩いてみた。葛飾は坂がなく、真っ平らなように思えるけど、そうではなかった。金町駅のほうではこの数字は1.5m程度なのだけど、それがさっきの用水路のあった商店街を境に急に2mとかを超すようになる。道路が曲がりくねった町並みと、道路が整形の町並みでははっきりと地盤面の高さが異なるのだ。そうして、風景がはっきりと異なってくる。

やっぱり、用水路というのは葛飾を歩くときの最重要ポイントだと確信した。

ちなみに、写真の小学校は、下町小僧こと、なぎら健壱が通っていた小学校である。
    02:16 | Top
 
02
 
skyline at Kanamachi

すずらん通りを抜けると見えてくる風景。

このビルは、新葛飾橋の竣工に合わせて出来たんじゃなかったっけかな。左に折れていく旧道のバイパスとして新葛飾橋が出来た。新旧二つの幹線道路が分岐するYの字部分の土地の有効利用として高層ビルが建った。

高層ビルといってもたかだた10階程度なので、今の感覚ではどうということはないのだけど、竣工当時はとても新鮮だったに違いない。そのスカイラインは町中から見ることが出来たに違いない。ビルの外観もゴツくなくて、何ともいえない繊細さがあってよろしい。ビルの前はガソリンスタンドだったはずだけど、今もそうなのかな。

今、見ていて発見した。屋上のビルボードがかっこいいのだ。

ガソリンスタンドの軽やかな感じ、ビルの外装内装に多様されている白と水色の小口タイル、ビルボード、当時にしては繊細な構造。明るい未来。

うーむ。かっちょええ。
Tag : 金町 
    12:22 | Top
最近の写真
www.flickr.com
This is a Flickr badge showing public photos and videos from tko_bbq. Make your own badge here.
最近、行ったところ
まとめ
Archive Map is Here.
Katsushika+100 is Here.
過去ログ
コメント
トラックバック
検索
歩くひと

tko_bbq(あ)yahoo.co.jp

tko_bbq(あ)yahoo.co.jp

場所(整理中)

番所橋 ふくろ 砂町銀座 浜町公園 三ノ輪 あらかわ遊園 新小岩ポンプ場跡 王子の森集合住宅 平久川 細田橋 四季の路公園(京王堀之内) 葛飾区 福田稲荷神社 吉原 上平井水門 東京スカイツリー 玉姫公園 鳥房 多摩中央公園 稲付公園 三郷 呑んべ横丁 門前仲町 十条富士見銀座 静勝寺 東立石水神社 立石熊野神社 山谷 仲之橋(神田川) 水道橋駅 清水坂公園 満願稲荷 中央卸売市場築地市場 名主の滝公園 赤羽台トンネル 鳳生寺 立石様 九段下ビル 江戸川 扇屋 古隅田川 赤坂プリンスホテル新館 豫園飯店 西日暮里 南砂 水元香取神社 飛鳥山公園 新宿地下通路 亀戸 小松川テクノタウン 寛(雑司ヶ谷) 千本桜(神奈川県大和市) 浜前水門 雑司ヶ谷 浅草 首都高 法真寺(赤羽) 来集軒 カフェこぐま 逆井橋 隅田川神社 タカラトミー 日本橋浜町 聖橋 森下 神田川 御茶ノ水駅 深川不動堂 江戸東京博物館 浄閑寺(投げ込み寺) 證願寺 尾久の原公園 竜泉 鎌倉 国技館 竪川河川敷公園 雑司が谷旧宣教師館 上下之割用水 千束稲荷神社 ハト屋(コッペパン) サンスクエア 廿世紀浴場 八幡堀水路跡 真生寺坂 しちりん半 大島 サンロード中の橋 宝幢院前道しるべ 船方神社 辰巳新道 都電もなか明美 隅田川駅 品川インターシティ 中川 柳橋 平賀源内墓 柴又 荒川自然公園(三河島水再生センター) さくら新道 いろは会 奥戸 浅草松屋 立石仲見世 八潮 白山堀公園 両国駅 東日暮里 十条仲原 水元 青砥駅 平井 八広 金町 ルーサイト・ギャラリー 水元公園 土手通り 酎ハイ通り(鐘ケ淵通り) 天王洲水門 東墨田 東陽 芭蕉庵 亀戸中央公園 味とめ 平澤かまぼこ店 中華そばターキー 今戸 白髭橋 三河島 品川宿 玉の井(墨田3丁目) 三ノ輪アパート 両国回向院 俎橋 東金町運動公園 平久橋 カフェ下ノ谷 同潤会 直居アパート 旧米軍王子野戦病院 新金線 昭和館 小沢理容店 二毛作 中川番所跡 隅田湯 カド 天王洲アイル 東向島駅 勝ちどき橋 南大沢 西井掘せせらぎ公園 上川口屋 博多 福富川公園 都電 新大橋 一葉記念館 新宿(葛飾区) 普門院 旧玉の井(東向島5丁目) 待乳山聖天 鳩の街通り商店街 荒とよ 王子装束稲荷 千登利 神田川出入口 神田神保町 赤羽香取神社 戸ケ崎 鶴見(神奈川県横浜市) 愛知屋 熊野神社(新宿) 西井掘 江戸橋JCT 町屋 隅田川 三河島朝鮮マーケット 東大島駅鉄橋 大塚坂下通り 八王子セミナーハウス(大学セミナーハウス) 稲荷公園 立石(旧赤線) 梶原商店街 宮田ボクシングジム 和楽 ベネッセコーポレーション東京ビル 両国 コリナス長池(京王堀之内) 両国橋 倉井ストア 千住回向院 吉原弁財天・吉原観音像 洲崎緑道公園 三菱製紙金町工場跡 東立石緑地公園 赤羽台団地 伝法院通り 勝ちどきマリーナ 三井アウトレットパーク多摩南大沢 旧安田庭園 日本堤大林 九段会館(旧軍人会館) 押上 富岡八幡宮 サトリ珈琲店 金田 白鬚防災団地 音無もみじ緑地 東用水せせらぎ通り 水道橋 赤羽八幡神社 玉の井(墨田3丁目) ベルコリーヌ南大沢 大塚坂下町公園 大島百貨店 東金町 浅草橋 王子 コツ通り 東京都慰霊堂 荒川車庫 赤羽 パルテノン多摩 浅草寺・浅草神社・二天門 三平坂 パラティカインドネパールキッチン 南大沢輪舞歩道橋 リバーシティ 十条銀座商店街 堀切 奥戸天祖神社 吉原神社 T.Y.HARBOR_BREWERY 荒川ロックゲート 谷中初音小路 ミツワ 高砂 日の丸酒場 今戸橋 木場 細田 東武鉄道隅田川橋梁(花川戸橋梁) 日本橋川 日光御成街道 社会文化会館 小松川神社 京島 サンリオピューロランド 雑司ヶ谷案内処 首切地蔵延命寺(小塚原刑場跡) 向島 21 御茶の水 小菅神社 キラキラ橘商店街 萬年橋・新小名木川水門 たつみ橋 隅田キリスト教会 亀戸餃子 ボンドストリート 鷲神社 玉の井いろは通り 清澄長屋 新小岩公園 青龍神社 三ノ輪橋 荒川放水路 橋場 斉藤酒場 小菅水再生センター 東立石 品川富士 日本堤 赤羽西 諏訪台通り 亀久橋 東堀切 逆井庚申塚通り 三河島仲町商店街 いこい 清澄庭園 熊野商店街 品川浦 伊勢屋・中江 荒川 水元さくら堤(桜土手) 護国寺 もみじ橋 サンストリート亀戸 京成本線 京成日暮里駅 旧小松川閘門 赤羽緑道公園 高砂駅 神田川水神社 東京駅 深川神明宮 醸造試験所跡地公園 十条駅 鐘ケ淵駅前商店街 雑司ヶ谷電停 元町公園(文京区) 多摩センター 同潤会三ノ輪アパート 西町通り買い物通り(鐘ケ淵) 吹上稲荷神社 京成本線 小名木川 のらくろーど 竪川水門 王子神社 雑司ヶ谷弦巻通り 音無川親水公園 まるます屋 高砂諏訪橋 虹の大橋 両国JCT 雑司ヶ谷鬼子母神 鬼子母神通り商店街 青戸 あっぷるロード 谷中 小菅 西ヶ原一里塚 立石 丸健水産 日暮里 新宿中央公園 金町関所 赤羽一番街 尾久 奥戸街道 音無さくら緑地 南橋大橋(ちんちん山) 新小岩 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。