東京バーベキュー ~歩くひと、佇むひと~

 
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Yashio_Sta_01
 まず視界に飛び込んできた風景、それは「鉄塔・原っぱ・用水路」の葛飾定番ゴージャス3点盛り、しかもフルコース!。春一番の強風吹きまくる八潮駅@つくばエクスプレス、今日はここから葛飾を目指す。「葛飾まちあるきのくせして何ゆえ八潮よ?」って疑問には、おいらなりの必然があって、その辺はおいおい書くとして...。しつこいようだけど、もう一度、繰り返しておこう。鉄塔・原っぱ・用水路!、鉄塔・原っぱ・用水路!、...そして水郷!

《おいおい書いたこと》

 ねちっこく歩くには、それなりに周到な入り方が必要で、あっ、ここで「入り方」ってのは「境界の越え方」という意味な。

 今年は葛飾区をねちっこく歩くと決めていて、本日はシリーズ第一弾、だからそれに相応しい入り方をしたいと思ってた。言うまでもなく、東京都葛飾区は東京23区の北東端に位置する。東は千葉県松戸市・市川市、南は江戸川区、西は墨田区、北は埼玉県三郷市。で、おいらはそのいずれからも葛飾に入ったことある。

 例えば墨田区。葛飾区と墨田区の境界である荒川は比較的新しい人工の放水路で、これが出来る以前は、墨田区と葛飾区は地続きだった。そんな時代、葛飾とは墨田区の「在(近郊、田舎)」だったわけ。だから、「荒川超え葛飾IN」でまちあるきを始めるなら、必然的にそこには葛飾とは墨田区の「在」であるというイデオロギーに知らず知らずのうちにとらわれつつ葛飾を歩くということになる(と、おいらは考える)。

 同様に、南の江戸川区経由なら、たぶん「上下之割用水」の「上下」だろう(と、おいらは考える)。水元小合溜に発し、葛飾〜江戸川を縦断する灌漑用水路を上下之割用水と呼ぶのだけれど、これ、江戸の食糧事情を支える江戸の再重要公共施設だった。「上下之割」というのは行政(幕府)の管理用の名称で地元の人はそんな風には呼ばなかったのだけれども、とにかくそういう名前のついた大切な用水路があった。で、「上」とは現在の葛飾区、「下」は江戸川区を指していて、だから、江戸川区側から葛飾INする場合、どうしたって「下」から「上」に至る境界を越えていくということになる。

 わかりやすいのは千葉県側から葛飾区へ入る場合かな、この場合、「江戸川越え」が必然的に浮かんでしまう(と、おいらは考える)。例えば柴又。以前、柴又を歩いたとき、「ああここは明治〜昭和初期の東京者にとっては、終端の土地だったのだな」と思って、妙に納得したことがある。夏目漱石にとって江戸川というのは「地続きの世界の終わり」であり、柴又川甚はそれを確認出来る場所だったのではないかしらん。近代に悩み始めちゃう漱石は、境界であるがゆえに解放感を感じたのだろうし、だから川甚に惹かれたのだろうと。荷風も同じことを感じ取っていただろうし、時代を下って「フーテンの寅さん」が時代に受け入れられた理由も、案外、そこにあるんじゃないか。柴又の人気の源泉は実は「下町」などでなく、「仮想的な境界」にあるのではないか、とか。

 去年は葛飾を町単位でぶつ切りにして歩いて、それは町のデイテールを微細に感じ取れて面白かったのだけれども、反面、上に書いたような「境界」が希薄に成りがちで、この辺、去年の反省だったり。で、今回、準備として地図眺めてたら、埼玉県八潮市と東京都葛飾区は接しているという事実に始めて気づいて、おいら、そんなのノーマークだったからさ、「じゃあ、そっから行って見るベか」ってね。考えてみるに、おいらにとって小合溜ってのも「世界のおわり」でしかなかった、その先の世界の存在(まち)を意識すらしてなかったわけで、こりゃ失敗してるわって薄々勘づいてた。薄々にしても勘づくには、それ相当のきっかけがある。それは墨田のカッパ氏から送られてきた1枚の写真にある。

 墨田のカッパ氏とは、去年、高砂を一緒に歩かせていただいて、打上げの飲み会でもたいそう盛り上がって、そのとき、水元界隈のネタも話題にのぼった。おいら、酔っぱらいながら「三匹の獅子舞」の話をして、「おまいら、こんなネタ、知らないだろ。ふふっ」みたいに得意気に披露したら、墨田のカッパ氏、おいらより遥かに詳しくて、そればかりでなく、水元水郷界隈ですげえ面白いことやってるすげえひとだったわけだ。後日、氏から写真が送られてきた。水元水郷界隈のすげえ面白いことに関する写真。氏からは好きにブログに使っていいよと了解はいただいていたのだけれども、おいらの中で、何か引っかかるものがあって、ずっと放置してた。放置しつつも、その「引っかかるもの」の正体を考え続けていたのだけれど、ようやく、もやもやの原因にたどり着いた。それが、上の方で長々と書いたことなのだ。そういう意味で、墨田のカッパ氏、thnx!。それから、高砂まちあるきの首謀者であるふっきー氏にも、thnx!。というわけで、つつしんでその写真を公開するとしよう。
Sumida no Kappa
 これでようやく葛飾まちあるきを再開できるくらい大きな発見で、だから、再開に当たって最初に歩くのは、絶対にここしかないのだよ。というわけで、今回の当面のテーマは、鉄塔と水郷をつなぐまちあるきというのことになる、のかな?

 そして、もう一度書いてみる→鉄塔・原っぱ・用水路!、そして水郷!

《追記》
 こちらにアーカイブ作成してます。
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Tag : 八潮 
    05:57 | Top
 
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Shiodomebashi_Bridge_01
中川は潮止橋。
三郷市と八潮市を結ぶ県道。
遠くにスカイツリーが見えてる。

「東京湾の潮はここで打止め!だから、潮止なんですかね?」
「昔からそう言われてるね。この先、川が(左に)折れる辺りは潮止村っていうんだよ」
「ってことは、潮止橋は潮止村の下限ってことなんすか?」
「あと、土左衛門がたまに上がるよ」

 河川事務所のサイトには、「上流の潮止揚水機場で八潮市内の農業用水を取水」って書いてあった。潮止揚水機場に関しては、『「垳」を守る会』にこんな記述を見つけた。
 潮止揚水機場は、灌漑用水の確保と農業の効率化を目的とした耕地整理事業の一環として、昭和4年に設置されました。潮止地区の灌漑用水は、八条用水の末端であるため慢性的な用水不足になっており、中川沿いの落し堀(排水路)に6~8段に水車をかけて用水を汲み上げ、不足分を補っていたといいます。これは大変な労働力が必要であったため、「古利根川ニ沿ヘル本村ハ幸ニ電力揚水機ヲ以テ灌漑セントスル耕地整理ニハ天恵ノ地」であるとして揚水機場設置に取り組みました。

というわけで、確かに「潮、ここで打止め」なのだろう。葛飾辺りでは、中川は排水専用河川という前提で当然なのだけれど、すぐ上流で取水していたというのは新たな発見。

Shiodomebashi_Bridge_04
対岸には葛飾区清掃工場も大きくくっきり見えていて、
ああ、あっちに向って歩いてきゃいいんだと目星をつける。

 埼玉県側を歩く際、どんなことを想定していたのか説明しておこう。八潮駅から東水元5丁目三叉路まで直線距離で2km、余裕見て1時間の行程(これは甘かった...後述)。途中見ておきたいスポットは、潮止橋・戸ケ崎香取神社・閘門橋の3カ所。潮止橋は、「ここで潮止め!」なら、そういう場所、一度は見といていいかな、って。戸ケ崎香取神社は、「三匹の獅子舞」の場所であり、葛飾側のおいらとしては、一度はその地に赴いて、白石兄弟をリスペクトすべきでろうと。3つ目の閘門橋は、何てったって煉瓦造のシブい土木構造物だし、そもそも、こっから葛飾INってのが、今回の目的だった。以上の関係を地図に落とすとこんな風になる。
Yashio_01
 言っとくと、この時点では何処をどう歩こうかってのは気にしてなかった。川沿いでもいいし、でも、そんなこんなで時間とっちゃ予定崩れるなぁ、とか。それで、最短距離でいいやってんで、潮止橋から戸ケ崎香取神社に向って、中川の土手を歩き始めたってわけ。少なくとも、地形的な関心は、事前段階ではゼロだった。で、その辺のリサーチ不足が、行程を大きく狂わせることになったのだった。
Tag : 八潮 中川 
    11:14 | Top
 
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 潮止橋を渡り、中川土手沿いに上流へ進み、次なる目的地戸ケ崎香取神社を目指す。春一番の強風で、体がよたつきまくりです。数分で見えてきたのが「河川管理境界」の看板、なるほどそういうものか...。土手越しの対岸の無機質っぽさが気に入って写真撮りました。なかなかいいでしょ。

 で、目的地の位置を確認するために振り返ったらびっくらこいた。
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 なんですか?、これ?。堤防が突如切り込まれてる。こんなの見たことないぞ?。ちょっと土手を降りて様子を見に行きます。
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 横から見ると、こんなんなってる。不思議だぁ。ってんで、どんどん奥に入っていきます。
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 入ってすぐのところ。どうやら土手の段差は奥までずっと続いてるみたいです。
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 道路と交差する箇所は、高低差が激しすぎて、こんな風に階段で処理してる。おんだこりゃ、面白いねぇって正面見たら...
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 食事中の方ごめんなさい。あまりにびっくりして夢中でシャッター押しちゃったもので...。それはともかく、格式高そうな暗渠が道路のど真ん中を貫いてる。一応、側溝はあるわけですよ、道路の左端に普通にある。ど真ん中の奴は明らかにそれと別個のもの。しかも、ごっつくて、格式の高さ、毛並みのよさがにじみ出てるわけです。こりゃすげえ、なんだこりゃ!
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 もうね、こんな風にとどまることを知らない。どんどんどんどん延びてく。かっこええ!、いやぁマジ萌えました。
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 車がびゅうびゅん走るバス通りの向こうにも、暗渠、延びてます。そっちへ行きたくてしようがないんだけど、そうすると目的地と違う方向に行っちゃう。ひとまず左折し、香取神社を訪ねて、もう一度ここまで戻ってこよう。それにしても凄いです。つづく...

というわけで、戸ケ崎香取神社から戻ってまいりました。
戸ケ崎香取神社、ここから徒歩で10分もかからなかった。
Togasaki_Katori_Shrine_04
ここのことは次回書くとして、さっそく、暗渠界の至宝の先へ進むことにしよう。

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 とっても端正な暗渠系路地。植栽や鉢植えがなく、そのせいでコンクリートの角がぴしっと出てて、そのシャープ感がなかなかかっこいい。地中海のイスラム都市みたい(なわけない...)。進行方向奥に向って、結構な勾配が付いてるのに注目。一目で水がどちらに流れているのか了解できます。
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 これは交差する道路、進行方向左手側を撮った一枚。仁王立ちするおじさんの付近からこっちまで、やはり急に落ちてきてるのがわかります。こういうのは葛飾じゃ、ほどんどお目にかかれない。それと、おじさん!、おいら怪しいものじゃないですよぉ。だから、仁王立ち、しないでくださいよぉ。
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 左側が駐車場の空き地になってた。この辺まで来ると、道路と交差する回数がめっきり減り、暗渠の暗渠たる本質が強調される。まさに至宝の暗渠。ここでも、両サイドの高低差に注目。
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 こういうクランクは暗渠ならではの醍醐味。う、うつくしい...
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 振り返って一枚。暗渠系路地にこれまた小さな路地が交差してる。暗渠側には車が進入できないよう車止めが設置されてる。車止めで囲われたスキマに春一番で飛ばされた柑橘類の橙色。小さな路地の勾配に注目。写真左が八潮市側、右が三郷市。
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 暗渠系路地、右に折れる。十字路でなく、ただ一方的に右に折れる、それだけ。実に潔い。ここでは路地全面が暗渠と化している。つうか、100%の純粋暗渠。家並みのスキマからこぼれる陽の光が奇麗。
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 お別れは突然にやってくる。陰に覆われた純粋暗渠から一転、まぶしい陽の光。何やら足下がきらきら光ってる。と思いきや、水面が顔を出しているではないか。なんかすげえクライマックス。頭の中を「太陽と戦慄」(しかも人間椅子バージョンw)が駆け巡る。いやいや圧巻でした。
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 開渠の先には排水機場。
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 排水機場の先、一本の細長〜い水路。右手には広大な空間。そして、水路は大場川に飲み込まれていったのであった。

 この時点では、これが何なのか、まったく知識なし。それだけに、出会った喜びも大きかった至宝の暗渠@八潮・三郷市境1kmの旅でした。
Tag : 八潮 三郷 中川 
    08:19 | Top
 
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Togasaki_Katori_Shrine_02
 えー、ここはいいですね。なんかわからんけど、おいら、気に入った。社殿の木彫りがステキ。素朴だけど氷のように流れる彫りっぷり、いつまでも眺めていたい気分。「至宝の暗渠」の話を書きたい気分なのだけれども、考えてみるに、暗渠との遭遇自体、戸ケ崎香取神社が巡り会わせてくれたようなもんでして、これって御利益?

 だから、やっぱり、ここ、書いときます。
Togasaki_Katori_Shrine_04
 絵馬がすらーっと並んでて、ああなんか地元に愛されてるな、そういうのが伝わってきた。
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 神社全景。
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 目的の案内板発見。三匹の獅子舞。別に背景の木が獅子舞踊るわけじゃないんだけどさ。無形文化財だから、とりあえすここに看板立てとけってことだろう。三匹獅子舞自体は関東に広く分布してて、さほど珍しものではないらしい。三郷市の隣の八潮市側、氷川神社でも「大瀬の獅子舞」なんてのがある。江戸時代の富士浅間信仰との絡みで獅子が富士山に登ったりする、そういうのも結構あるらしい。wikipediaには「村祭り」的な小規模な祭礼に行われるものがほとんどで、地元氏子以外には認知度も低く、後継者難は深刻である」と書かれてたりする。

 ふーん、浅間神社、かぁ...

 ここの三匹の獅子舞に関心があったのは、村を救うため、対岸の「さくら堤」を破壊するという話に興味があったから。えっと、その辺のことは以前のエントリに書いた。闇夜にまぎれて破壊活動にいそしむわけで、こりゃ立派なテ・ロ・リ・ス・ト。でも、小合溜以北の村落にとって白石兄弟はヒーローなわけさ。でな、そんな話を知って、「そう、小合溜には対岸って世界があるんだ」ってのに気づかされたと。それまでは、そんなこと考えもしなかった。さくら堤の先は、おいらの脳内では行き止まりで何も存在しなかった。さくら堤、春は桜が咲いて花見で賑わって、自然はやっぱりいいですよね、以上、みたいなね。でもさ、まちあるきとか始めて、そういう認識ってちょっと貧しいんじゃねーの?とか思い始めた。うん、やっぱりとにかく行ってみよう!ってのが今回参拝した理由。などと、向いのショッピングセンターで缶コーヒー飲みながら己を振り返るおいら。
Togasaki_Katori_Shrine_08
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ショッピングセンター越しに眺める香取宮。

 まちあるきって何よ?、みたいなこといろいろ考えざるをえない場面に出くわしてて、正直、答えがなくて困っていたのだけれども...、

某Aをテ・ロ・リ・ス・トと見なす勢力Bのひとが
某Aをヒーローと見なす勢力Cに入っていく。
あるいはその逆もしかり。
境界を意識しない奴は対岸が見えてないだけなのだ。
だから、勢力Aも勢力Bも勢力Cも、群れるんじゃねーよ。
散れ!散れ!群れるんじゃねーよ!

ってことじゃないっすかね。
Tag : 戸ケ崎 
    07:24 | Top
 
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Ose_20
 八潮南公園という名の広大なスペース。公園のセンターに立って、今歩いてみた方向を俯瞰してみる。八潮南公園に該当する幅だけ、そっくり住宅の建ち方(連なり方?)が周辺と異なっている。その住宅地は、周囲の住宅地よりも八潮南公園の方に親和している。

 ここまで歩いた場所をおさらいしてみよう。
  a. 画面左上の八潮駅を出発
  b. 潮止橋で中川を越え、土手沿いを市境まで歩く
  c. 不思議な暗渠系路地に入り込む
  d. 途中で戸ケ崎香取神社へ寄る
  e. 元の暗渠系路地へ戻り、先へ進む
  f. 付いた先は八潮南公園、水路の水は大場川に落ちていた
鳥瞰図に歩いたルートを書き入れるとこんな感じだ。オレンジ色の細い線が歩いたルート。こりゃ、一目瞭然、あの暗渠は川の痕跡だ。今、歩いてきた場所は川底だ。わかりづらいので、めんどくさいけど文字を入れてみる。
Yashio_2
 以下、家で調べたこと。

(1) 潮止橋辺りの中川は人工的に開削された水路だった。開削されたのは大正時代の頃らしい。明治時代に陸軍がつくった測量図には以前の流路が残っていた。
1880(M13)yashi_map

(2) この古い中川の流れ一帯、八潮市側では「大瀬」と呼ばれている。「瀬」というのは、「浅瀬」(=浅く歩いて渡れる所)だったり「荒瀬」(=川の流れの急な所)という意味がある。wikipediaにはこうある。
通常河川は淵と瀬が交互に並んでいる場合が多い。更に詳しく分ければ、上流から淵、とろ、平瀬(ザラ瀬)、早瀬(荒瀬)の順に並びそれを繰り返す。...。瀬には、魚の食糧となる水生昆虫や川底に付着する藻類が、淵に比べかなり多く存在する。よって、食糧の供給源を担っている。また、多くの魚に産卵場所を提供している。
とにもかくにも、ここは「瀬」であり、川魚の宝庫だったらしいのだ。そういえば、干潟の保存運動が話題になったのも、東京湾の「三番瀬」だった。

(3) 潮止村というのは、潮止橋よりさらに上流の蛇行部分にある村落の名称だった。農業用水に大層困っていたらしく、かつては排水路から水車と人力で水を汲み上げて、水を確保していたのだという。それは難儀すぎるということで、昭和7年にポンプ式の揚水場がつくられた。潮止揚水機場は潮止村の上流にある。この辺りならもう潮の影響もなかっただろう。もう少し上流に行けば潮は来ない。この辺はそういうロケーションだということ。

(4) 戸ケ崎の由来は「戸の先」だと思う。「戸」は水辺の扉(ドア)という意味で、花川戸・青戸・奥戸・松戸を想像すればよい。よいと思うのだけれども、地元のひとは「『尖った先』でしょ」と言っていた。古い地図の川の流れを眺めると、このニュアンス、よくわかる。確かに「尖った先」だわ。

(5) 戸ケ崎の村を洪水から救うため、さくら堤を決壊させるべく小合溜に向ったという白石兄弟伝承は、もともとは戸ケ崎浅間神社由来のものらしい。戸ケ崎浅間神社は明治維新後に戸ケ崎香取神社に合祀された。元の浅間神社は、今回歩いた暗渠系路地のすぐ地先にあったという。つまりは旧中川沿いに建っていたのだ。

(5) これから向う閘門橋のたもとにも、神社が建っていた。水元公園として整備されてしまったので、今はない。この神社もやはり浅間神社だった。

(6) 閘門橋は明治42年4月竣工だから、まだ、中川の古い流れだったころにつくられた。中川の水位が高くなると、水が逆流し、中川の水が大場川に流れ込んできた。閘門橋はそれを防ぐための水門、つまり逆流防止機能であった。閘門の起源は江戸時代まで遡れるという。また、潮止村の下流域であるからして、潮を防ぐ役目もあっただろう。

 他にも、二郷半領用水とかもちょっとだけ調べた。さて、おいらが思うことはこうだ...
というようなことは次回書こうと思うので、まずはもう一度、このアングルのこの風景を眺めていただければと思う。

Yashio_1
    08:33 | Top
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