東京バーベキュー ~歩くひと、佇むひと~

 
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Chohjiro_bridge 03

なんでこんな風な歩き方してるんだろ。アスファルトばかりで、暑くて、どこでも直射日光ばりばりで、いい加減疲れてきたから帰ろか。上下之割用水まで戻るの面倒くさいし、小岩用水までやってきたということでよしとするか。。。

ナーンてこと思ってたら、目の前に広がったのがこの風景。

植木だか盆栽だか忘れたけど、江戸の庶民の町の路地を緑で飾る習慣というのは自然発生的に生まれたものではなく、当時、染井の職人が緑の育て方みたいなハウツー本を出して、それが超ベストセラーになったからなのだという。

圧倒的に人の手が入と続けているから楽しいので、それが緑でなくてブリキや鉄の装飾品でも楽しいことには変わりない、というのは今回のまちあるきで感じたこと。

だから町中すべてがそうなってしまえとも思うけど、だからといって、何か規制をかけて住人の義務ということにしてしまうと、それはつまらなくなってしまうのではないだろうかとも思う。「つまらなく」というのは、「レディメードの」と言い換えてもよい。

こういうのは勝手にやるというのが肝のような気がする。

いや、そんな説教めいたことを書きたかったわけではないのだ。

こういう空間は楽しい。
けれど、自分でやるのは面倒くさい。
だから、楽しくしてもらってありがとさん。

Chohjiro_bridge 04

小岩用水跡から、まっすぐ東、柴又方向に延びる道路。住所表示を見たら、ちょうど金町と柴又の境界になっていた。

これもやっぱり、水路だよね。

地形的には、柴又側が標高が高いのだから、水は向こうからこちら側に流れてきていたはず。とすると、この水路の始まりはどこなのだろう?、江戸川?

中川とか江戸川から直接取水するのは、とても大変だったろう。雨期には洪水のような 水かさ、乾期には川縁はどろどろ。だから、取水口に当たる場所は、雨期にも足場が確保でき、乾期にも一定の水深を確保できる場所が選ばれたはずだ。そんな場所は信仰の対象にしたはずだ。例えば、立石(川端)には水神社があったし、こっちはまだ行ってないけど、「かんすけ児童遊園」は勘助入江に造った勘助入江排水場があった場所だったはずだ。

この道路を東に進むと、金町浄水場にたどり着く。あそこもそういう聖なる場所だったのかしらん。
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Chohjiro_bridge 02

せっかく来たのだからもうとい先まで、というわけで新堀踏切からそのまま進む。目指す先は、新宿交通公園。昔、社会科見学か何かでここに連れてこられたことがあった。

交通公園というからには、旧運輸省の管轄だと思っていたのだけど、れっきとした都市公園だった。もしかしたら、運輸省と国交省がひとつになるまでは別系統の公園だったのかもしれない。「かもしれない」というのは、「交通安全教育施設です」と断言してる交通公園の公式サイトが多いからだ。ちなみに、wikipediaではこうなってる。

公園 - wikipedia
児童の健全な遊戯とあわせて児童に交通知識や交通道徳を体得させることを目的として設置される都市公園で、自動車の急増と児童の交通事故が大きな社会問題となってきた背景を受けて1962年(昭和37年)発行交通公園設置運営要領により定められ...

「交通公園設置運営要領」ってのがくせ者だなとは思うけど、その先は不明。

そんなことはともかく、新宿交通公園内には、ミニ新幹線・ミニSLが走っていて、これ、大人でも乗れるのだという。それで、入口から中を覗き込む。

この交通公園、ビジネス用の地図で見ると微妙に面白くて、なんだか吉原のソープ街みたいなのだ。道路から専用の入口があって、入った先が整形に区分けされていて、その部分だけ、別の色になっている。それが、吉原の表示とそっくりというわけ。まあ、中を覗いても、ネオンちかちか、妖艶なおねえさんも、黒服のおにいさんもいるわけもなし。むしろ、全体の風景は"Sim City"のよう。おまけに、本日は運休みたいで残念。ちなみに中学生以上70円は、ソープより割安なのは確実。

そんなこんなで中を覗き込んでいるうちに、子供の頃、ここに連れてこられたという記憶は間違いで、それは別の場所かもしれない、と思い始めた。その違和感の原因は、長次郎橋のモニュメント。吉原でいうと見返り柳の位置に鎮座してるんだけど、昔はこんなのなかった。

長次郎橋というのは、なにか歴史的なエピソードでもあるのだろうかしらん...

Chohjiro_bridge 01

地図から想像する限り、このモニュメントのある道路は、旧小岩用水だったはずだ。それで、道路にはこんな水物の意匠が施してある。小岩用水にかかる橋が長次郎橋といことなのだろう。わかるのはそれだけ。

今回のまちあるきでは、用水路の墓碑銘みたいなのから始まって、跡形も無く消え去ったよう水路跡ばかり歩いてきたのだけど、昔の名残を残そうという趣きに出会ったのはここが最初か。

で、それは気持ちがよいかというと、自分の場合、そうでもなかったりする。

自分の場合、用水路が灌漑用水として活躍しまくっていた時代は知らない。猛烈な勢いで周囲が宅地開発されて、用水路が臭いというクレームが至る所で出始めるころの用水路が、自分にとっての用水路である。そして、その用水路はクレームに忠実に従い、徐々に姿を消してしまった。

それでも、用水路は用水路だった。水路というからには、始まりがあって、どこか、それは中川だったり東京湾だったりするわけだが、そいう終わりがある。始めがあって終わりがあって、途中はいろんな場所とつながってる。だから、水路づたいに自転車をかっ飛ばすと、別の町に行ける。そこから、別の水路に沿って、また別の知らない町に行ける。そうやって、知らない町をぐるぐるまわって、どういうわけか、最初の町に帰って来れる。自分にとって、用水路ってのはそういうものだった。

それをこういう風に見せられると違和感を感じてしまうのだな。なんというか、消える存在なら、奇麗さっぱり消してくれというような気持ちになってしまう。

用水路、ぶっつぶしちまわないで、まるっと交通公園にしちゃえばよかったのにな。レゴ、ブロックみたいなノーテンキな道があって、どこか知らない町に連れてってくれるというのは、楽しいに違いない。

悪臭はしないけど、どこにも行けやしない。

(このエントリ、最近、よく読んでる「断腸亭日録」の「迷宮体験~「八か村落し親水緑道」の末路」にインスパイアされて書きました。というわけで、感謝。)
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green onion and lego 01

昔の踏切はもっと地味だった。いつからこんなに派手になったのだろう。まるでレゴブロックのようだ。

それはともかく、この踏切、「新堀踏切」というのだそうだ。ということは、この道路もかつては水路だったのだろうか。この辺りは、道路が東西南北に走ってて、街区が整形なのだから、そうかもしれない。「かもしれない」という書き方になってしまうのは、こういう風に整形な町だと、昔の記憶があやふやになってしまうからだ。なんだか、いたるところ、写真に撮ろうと思うもの全てがかつての用水路の残骸なのではないかという気がしてくる。確かそうだった...、でも、ここかもしれない...、でも隣かもしれない...、だんだん面倒くさくなってきた。

green onion and lego 02

踏切り脇にねぎ畑。ねぎ畑って、葛飾の原風景のひとつだと思う。いつでもどこでもねぎ畑があって、風向き次第では、つーんとした匂いが立ち込める。そういうのが葛飾。

つんとする臭いとか、素肌が風に当たってささくれ立つときの痛カユさとか、町の記憶ってそういうものなのだろうな。
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