
踏切を越えて線路の南側へ。この辺りはGoogle Map覗いてもさっぱり要領を得ないエリアだったので、ちょっとわくわく。(最近はMapでイメージわかない場所にばかり関心がいくようになってしまった...)
びんご!
さっき駅近くで見たのは「地層」だったけど、ここで頭に浮かんできたのは「ジョルジュ・ブラックのコラージュ」。色の渋さかな。
ここは間宮兄弟の栄屋さん。入口は2つだけど、中はひとつづきになってるらしい。
行き止まりの路地かしらん。植込みとその向こうの家。玄関が半分見えて半分隠れてるのがいい。
おそうざい。うちの近所にもこういうテイクアウトなつくりのお店があったのを思い出した。団子や心太が食べられて、おでんのお持ち帰りコーナーが端にあって、お風呂屋さんの帰りにちくわぶ買った。そういうぼんやりとした記憶。なんて、連想クイズみたい、記憶にジャブ打ちながら歩いてたら、突然、くらっちゃいました、左フック。
連想クイズレベルを越えてデジャブ。子供の頃、自転車で遠出したときの景色のような気がする。用水路沿いにずんずん進んで行った先、田んぼと畑、ザリガニ、ランニングシャツと半ズボン、道路を走るダンプカーと土ぼこり、農薬の臭い。外観も敷地も農家のそれ。葛飾→下町みたいな言い方は既に一般化してて、別段文句をつけるつもりもないんだけど、そこから抜け落ちていく景色というのがある。それがこの景色。最初の一枚はこちらのお家のもの、「田坂」と読める。
屋敷沿いにぐるりと回ってみる。かつての屋敷の庭は駐車場になってた。これぞ正統派の看板。ネーミングが秀逸。
道路を渡って隣の街区に入ると表情が変化する。これは材木屋さんの木の出入口。背の高さはランドマークとして存在感ばっちり。写真ではよくわからないけど、木の「塀」は上から吊られてて、ガラガラっと引き戸のように開くのだ。
町工場的景色。旋盤の焦げた油を連想してた。キュビズムのようでもあり、こういう独特の軽さ、嫌いじゃない。
立石さまへの移動に過ぎない心持ちだったのだけど、ステロタイプな下町観でからこぼれ落ちてしまう景色が満載だった。そのこぼれ落ちていく部分こそ葛飾の葛飾たる所以じゃないかしらん。まちあるき的には超おすすめ。...なんてね。
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