
荒川自然公園。「東京都下水道局三河島水再生センター」という下水処理場をコンクリートの人工地盤覆ってつくった。だから本当は人工公園。自然の下に潜む究極の人工を覗ける場所、原寸大の解剖図を見てるみたい。

町を歩いてたら小さな公園状の一角があった。そこで見かけた「自然公園こちら」の看板。何の気なしに看板につられて入ってみると、そこには「自然」とはほど遠い、恐ろしく人工的な景色が広がっていた。目の前に立ちはだかる壁。壁づたいの狭い通路。通路の先のこれまた無機質な鉄の階段。ゴルゴ13かターミネーターが潜んでるんじゃねえのか?
看板は階段の方角をさしている。

ゴルゴの狙撃に脅えつつ、鉄製の階段を上り詰めると、そこに広がっていたのがこういう景色だった。鉄条網で囲われた渡り廊下が空中を走ってて、眼下にはCPUのような水槽が並んでる。意味不明な金属の球体が空に浮いてたりもする。遠くを銀色の京成電車が走ってる。

さっきのは裏口?に当たるわけで、メインエントランスはこっち。なのだけど、これはこれで、パンチングメタル型抜きのロゴが大阪フォントみたいであったり、池のタコさんのオブジェが初代人生ゲームの女性ピンだったりで、何かと面白い。

公園自体は、亀さんんが泳いでいたり、交通公園もあったりして楽しそうです。
《WEBでちょっとしらべてみた》
「東京都下水道局三河島水再生センター」の公式サイトで、施設全体を見下ろした写真と平面図が見れる。
「圧送」ってのが凄い。僕らが見てたのは、浅草系処理施設の第二沈澱池というものらしい。これ以外の沈澱池には全てコンクリートの上蓋が被せられていて、公園として使われている。場内にある旧三河島汚水処分場喞筒場(ポンプじょう)施設は赤煉瓦の建物で、国の重要文化財に指定されている。これはちょっと見てみたい。処理区域は、荒川・台東区の全部、文京・豊島区の大部分、千代田・新宿・北区の一部で、面積は3,936haです。...。発生した汚泥は砂町水再生センターへ圧送し、処理しています。
荒川自然公園の公式・準公式サイトは、これとかこれ。検索すると、たくさんの人が荒川自然公園の様子をブログにあげている。そのブログのほとんどに親子連れの写真が載っていて、ああちゃんと使われてるんだなあと思ったりする。俺みたいに、ゴルゴとかターミネーターとか言ってる奴は例外中の例外なので、万が一、このページを見て行くの止めようかと思ってしまったママさん、ご心配なさらずに。
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